2021.08.06

新作公演『ぽに』

 

【新作】

『ぽに』

作・演出:加藤拓也

 

出演:松本穂香 藤原季節
平原テツ 津村知与支 豊田エリー 金子岳憲
秋元龍太朗 安川まり

 

期間:2021年10月28日(木)~11月7日(日)

会場:KAAT神奈川芸術劇場  大スタジオ

会場住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281

最寄り駅:みなとみらい線「日本大通り駅」「元町・中華街駅」、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」、JR根岸線「関内駅」、「石川町駅」、市営バス「芸術劇場・NHK前」

 

<あらすじ>

円佳(23歳 松本穂香)はやりたい事が見つからず、ひとまず海外に行く事を目標として、時給1000円でバイトシッターをしている。好きな人である誠也(24歳 藤原季節)の家に頻繁に寝泊まりしながら、生意気でシッターを奴隷扱いする男児・れん(5歳 平原テツ)の家から最近よく指名をもらっている。
ある日、いつもの様にバイトへ向かうが、業務中に起きた災害によって円佳はれんと避難せざるを得なくなる。しかし避難所は定員で入れず、2人は彷徨う事に。そんな最中、れんはいつも通り横暴で、限界に達した円佳はれんを置き去りにしてしまう。
円佳が誠也の家に帰宅した翌朝、れんは43歳の姿になって訪ねてくる。れんは「ぽに」になって訪ねてくる。


<タイムテーブル>

hositori

※受付は開演の45分前、開場は30分前より

 

★=前半割引あり
■=映像撮影が入ります。

 

 

<チケット料金>

全席指定(税込)

前半割前売:4,500円
前半割当日:5,000円
一般前売:4,800円
一般当日:5,300円

 

高校生以下割引:1000円

学生:3500円

 

※高校生以下はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)

※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。

※未就学児の入場はご遠慮ください。

※チケット発売までに、託児の説明を追加します。
※チケットの払戻し、観劇日時の変更はできません。
※チケットの転売、および転売による購入は禁止となります。
※演出の都合上、開演後は入場をお待ちいただく場合がございます。また、指定のお席にご案内できない場合がございます。
※ご来場の際はマスクを着用の上、手指の消毒など感染症拡大予防にご協力をお願いいたします。

※誠に恐れ入りますが感染症拡大防止の観点より、お祝い花(ロビー花・楽屋花)、プレゼント、お手紙など差し入れは辞退申し上げます。

■当日券について

各公演の一時間前より窓口で販売いたします。

※一般・学生券のみとなります。高校生券はございません。

※座席は選べません。

 

<チケット取り扱い>

ローソンチケット https://l-tike.com/takumi/
チケットかながわ https://www.kaat.jp 0570-015-415(10:00~18:00)
窓口:KAAT神奈川芸術劇場2階(10:00~18:00)
チケットぴあ   https://w.pia.jp/t/takumi/

 

 

<チケット発売日>

■た組劇団先行 受付期間 8/13(金)18:00~8/18(水)23:59

 

 

■一般発売開始 9/11(土)10:00~


 

<加藤拓也 コメント>

「ぽに」というものの始まりは近所の銭湯で鬼ごっこが最悪の永久機関ゲームなんだという秘密に気付いてしまったことからでした。つまり鬼ごっこの終わらなさからです。存じない方にも向けて説明しますと鬼ごっこという遊びは鬼役が人間役を追いかけ、タッチする事で永遠に役を押し付け合うというルールのもと、夕方5時に公園で解散したとて遊びは終わらず、鬼役だった人は鬼役のまま翌日の遊び時間まで持ち越し、鬼はまた人間を追いかけて役を押し付け合う出口無しの無限ゲームです。
銭湯で交互浴をしながら新しく書く物をぼんやり想像していた途中、そのことに気付いた僕は想像していた話の中に鬼ごっこを混ぜてみようと思い、混ぜてみると「ぽに」が出来上がったという訳なんですね。毎度、銭湯で交互浴をすると色んなものを混ぜる時間になります。
そんな「ぽに」には結構前にドラマでご一緒した松本さん始め、何度も劇も他のことも沢山一緒にやってきた藤原さんに、実は色々とお世話になってるテツさんやエリーさん、秋元さん、それから僕が好きでお願いした金子さん、そして嬉しい初顔合わせとなる津村さん、安川さん、音楽は谷川さん!と稽古が楽しみになるチームで挑みます。遊びすぎないよう気を付けなければ。

 

<松本穂香(円佳役) コメント>

初めて「た組」の作品を観た時の衝撃は忘れられません。わたし自身「た組」のファンだったので、今回お声がけ頂いた時は、驚きと共に、大きな責任を感じました。舞台経験はほとんどないので、正直なところ不安もありますが、加藤さんの作り上げる世界を体験出来るということに、今からドキドキしています。
素晴らしいキャストの皆さんと共に、最後まで楽しんで作り上げていけたらなと思います。
ぜひ、劇場でお待ちしております。

 

<藤原季節(誠也役) コメント>

円佳はいつも誠也の家に会いに行きます。歯ブラシもメイク落としも置いてあるのに、ふたりは付き合っていません。大切なことは笑ってごまかします。僕が想像するのは、円佳は誠也のことが好きなんだろうなということです。シンプルなことだけど、お互いの矢印は複雑なバランスですれ違っていて、僕自身は円佳に感情移入するけど誠也の気持ちや生活のこともよくわかるし、脚本を読んでいてなんか辛いです(笑)
僕としてはこの「ぽに」という得体の知れない恐ろしすぎる作品の中で、誠也という役を通して、円佳の”好き”
を描くことに身を捧げたいと思っています。

 

<平原テツ(れん役) コメント>

加藤くんの作品はファンタジーでも、そこに生きてる人達のやりとりが凄く生々しいからファンタジー感ゼロになる面白味が堪らないです。そして、毎回、物語の急な展開に「えっ!?」って振り回されます。加藤くんの脳味噌はどうなってんでしょうね…不思議。

今回も素晴らしい共演者の方々とクスッとしたりゾッとしたりする生々しい瞬間を創り上げていきたいと思います。

 


<スタッフ>

作・演出        :加藤拓也

音楽          :谷川正憲(UNCHAIN)
舞台監督        :竹井祐樹
美術・衣裳       :山本貴愛
照明          :吉本有輝子(真昼)

音響          :小川陽平

演出助手        :葛西祥太
宣伝美術        :Minhan CHANG
宣伝美術コーディネーター:新田幸生
宣伝写真        :山﨑泰治
宣伝写真ヘアメイク   :倉田明美
宣伝写真衣装協力    :samaki vintage

 

キャスティング協力   :ヤマウチトモカズ(Kosei) ニシムラカズユキ(Kosei)
制作          :鈴木千尋 富田明日香(quinada)
制作協力        :大倉茂

 

提携:KAAT神奈川芸術劇場
主催:合同会社わをん企画
共催:有限会社quinada
協力:フォスター フラーム OFFICE作 株式会社 空 オフィスPSC ダックスープ チーズfilm

 

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

 

 

お問合せ:劇団た組
Mail:gekidantakumi@gmail.com
https://takumitheater.jp
Twitter @wawonkikaku